ぜんざいの餅の代わりで迷ったら、定番は白玉団子、白玉粉までないなら冷ごはんと片栗粉の団子が使いやすい選択肢です。
naru米粉と豆腐、かぼちゃ、生麩などを使う方法もあり、家にある材料や好みの食感に合わせて選べます。
この記事では、具体的な分量と作り方、各代用品の違いをまとめました。
高齢者や子ども向けでは白玉も安全とは限らず、カロリーも置き換えるだけでは判断できないため、その注意点もあわせて紹介します。
ぜんざいで餅の代わりに使うなら何がおすすめ?
ぜんざいの餅の代わりで迷ったら、まず候補にしたいのは白玉団子です。



餅も白玉粉も家にない場合は、残っているご飯と片栗粉を使えば、ぜんざいに合うもちもちした団子を作れます。
「今ある材料ですぐ作りたい」という場合は、食感だけでなく手間や材料のそろいやすさで選ぶと決めやすくなります。
迷ったら定番の白玉団子が使いやすい


餅に近いもちもち感を残したいなら、白玉団子が選びやすい代用品です。
エスビー食品やJAグループなどでも、白玉団子をぜんざいと組み合わせるレシピが紹介されています。
スーパーで白玉粉を買って水と混ぜ、丸めてゆでれば作れるため、特別な調理器具も必要ありません。
土曜の午後、「ぜんざいを食べようと思ったのに餅を買い忘れた」と気づいても、白玉粉が棚に残っていれば十分間に合います。
白玉は餅そのものと同じ食感ではありませんが、やわらかさの中に弾力があり、小豆の甘さとも合わせやすいのが特徴です。
餅らしいもちもち感を優先するなら、最初に白玉を検討すると選びやすいです。
ただし、白玉粉ももち米から作られる食品なので、「餅とはまったく別の軽い食材」と考えるのは避けましょう。
高齢者や小さな子どものために餅を避けたい場合も、白玉なら安全とは限りません。
安全面については、食べる人の噛む力や飲み込む力まで考えて選ぶ必要があります。
餅も白玉粉もないなら冷ごはん団子が便利
白玉粉までないときは、冷ごはんと片栗粉を使った団子が実用的です。
農林水産省は、冷ごはんに水と片栗粉を加えて丸め、ゆでた団子をぜんざいに入れる作り方を紹介しています。
「わざわざ買い物に行くほどではないけれど、今日のおやつにぜんざいを食べたい」という場面にぴったりです。



ご飯をつぶして片栗粉を混ぜることで、そのままご飯を入れるよりまとまりやすくなり、団子として食べやすくなります。
材料は普段の食卓にあるものが中心なので、思い立ったときに作りやすいのもメリットです。
| 代用品 | 向いている人 | 特徴 |
|---|---|---|
| 白玉団子 | 餅に近いもちもち感がほしい人 | 定番で小豆と合わせやすい |
| 冷ごはん団子 | 白玉粉を買わず家にあるもので作りたい人 | 冷ごはんと片栗粉で作れる |
ぜんざいの餅代わりは、候補をたくさん覚える必要はありません。
もちもち感なら白玉、家にある材料を優先するなら冷ごはん団子と覚えておけば、まず困らないでしょう。
白玉・ご飯・米粉で作る餅代わりの簡単レシピ


餅の代用品は、材料さえ決まれば家庭でも難しくなく作れます。
ここでは、白玉粉を使う定番の方法と、冷ごはんや米粉、豆腐を使う方法を、実際に作れる分量まで含めて紹介します。
家にある材料に近いレシピを選び、そのままぜんざいに加えればOKです。
白玉粉で作るもちもち白玉団子
白玉団子は、白玉粉に水を少しずつ加えてこね、丸めてゆでるだけで作れます。
エスビー食品のレシピでは、4人分の目安として白玉粉40gに水30〜40mlを使用しています。
別のJAグループのレシピでは、2人分で白玉粉50g、水40cc前後が目安です。
水の量に幅があるのは、白玉粉の状態を見ながら硬さを調整するためです。
最初から水を全部入れるのではなく、少量ずつ混ぜていくと失敗しにくくなります。
- 白玉粉に水を少しずつ加える
- 耳たぶ程度のやわらかさまでこねる
- 食べやすい大きさに丸める
- 沸騰した湯に入れてゆでる
- 浮き上がったら冷水に取る
夕食後にぜんざいを作り始めて、「水を入れすぎて生地がべたべたになった」となると少し困りますよね。
白玉粉はあとから水を減らせないため、水を一気に入れないことが作りやすさのポイントです。
ゆで上がった白玉を温かいぜんざいに入れれば、そのまま餅の代わりとして楽しめます。
大きすぎる白玉は食べにくくなるため、食べる人に合わせて大きさを調整してください。
冷ごはん・米粉・豆腐で作る代用団子
白玉粉を使わなくても、冷ごはんと片栗粉、または米粉と豆腐があれば団子を作れます。
農林水産省の冷ごはんぜんざいでは、2人分として冷ごはん150g、水大さじ1、片栗粉大さじ1を使います。
冷ごはんを600Wの電子レンジで1分加熱し、粒が少なくなるまでつぶしてから水と片栗粉を混ぜます。
丸めた団子を弱火の湯で約1分ゆで、浮いてきたら冷水に取れば完成です。
餅も白玉粉もない日に覚えておくと便利なのが、この冷ごはん団子です。



一方、米粉があるなら豆腐と合わせる方法も選べます。
農林水産省東北農政局のレシピでは、2人分として米粉80gと絹ごし豆腐80gを使っています。
米粉と豆腐を混ぜて耳たぶ程度のやわらかさにし、一口大に丸めてゆでます。
団子が浮き上がってからさらに約2分ゆでれば、小豆あんにも合わせられる米粉団子になります。
| 作り方 | 主な材料 | 分量の目安 | 向いている場面 |
|---|---|---|---|
| 冷ごはん団子 | 冷ごはん・片栗粉・水 | ごはん150g・片栗粉大さじ1・水大さじ1 | 家にある材料ですぐ作りたい |
| 米粉豆腐団子 | 米粉・絹ごし豆腐 | 米粉80g・豆腐80g | 白玉粉を使わずもちもちした団子を作りたい |
豆腐を使う方法には、白玉粉と豆腐を組み合わせる作り方もあります。
明治のレシピでは、2人分として白玉粉50g、木綿豆腐50g、砂糖5gを使用しています。
つまり、「豆腐を使いたい」と考えた場合でも、白玉粉と合わせる方法と米粉と合わせる方法の2通りから選べます。
冷蔵庫を開けて豆腐が残っていたら、手元の粉が白玉粉なのか米粉なのかを確認するとレシピを決めやすくなります。
手軽さなら冷ごはん、定番の食感なら白玉、米粉を使いたいなら豆腐との組み合わせという選び方が分かりやすいでしょう。
ぜんざいの餅代わりに使える食材を目的別に比較
ぜんざいの餅代わりは、白玉やご飯団子だけでなく、かぼちゃ、さつまいも、生麩などにも広げられます。
ただし、どれも餅と同じ食感になるわけではないため、もちもち感を求めるのか、手軽さや風味の変化を楽しみたいのかで選ぶのが分かりやすいです。
冷蔵庫や食品棚を見ながら「これなら今すぐ作れそう」と思える食材を選べば、無理に餅らしさへ寄せる必要はありません。
かぼちゃ・さつまいも・生麩などの特徴
餅とは違う味や食感も楽しみたいなら、かぼちゃやさつまいも、生麩が候補になります。
JAグループには、かぼちゃのわたと米粉、水を混ぜて団子にし、ぜんざいへ加えるレシピがあります。
2人分の目安は、かぼちゃのわた2分の1玉分、米粉大さじ8、水大さじ3です。
うずらの卵ほどの大きさに丸めて熱湯で約5分ゆでるため、白玉とは違うほくほく感や野菜の風味を楽しみたいときに向いています。
さつまいもについては、楽天レシピで、ふかしたさつまいも200gにだんご粉170gと水100mlを合わせる冷やしぜんざいが紹介されています。



さつまいもの甘さが加わるため、餅の再現よりもデザート感を変えたい人に合う選択肢です。
生麩を使うぜんざいも、実際に利用者向けレシピとして紹介されています。
生麩は切って使いやすく、団子をこねる作業を減らせるため、「今日はできるだけ手間をかけたくない」という日に使いやすいでしょう。
麩や生麩は小麦由来なので、小麦アレルギーがある人向けの餅代用品にはなりません。
また、食パンや高野豆腐、オートミールなどを餅代わりとして紹介する記事もありますが、今回確認できた公的機関やメーカーの資料では、ぜんざいの定番代用品とまでは確認できませんでした。
変わり種を試すなら、まずは公的レシピや具体的な調理例が確認できる食材から選ぶと迷いにくくなります。
もちもち感・手軽さ・家にある材料で選ぶ
候補が多くて決められないときは、食感、手軽さ、手元の材料の3点で比べるとすぐに絞れます。
| 代用品 | 食感・特徴 | 手軽さ | こんな人向け |
|---|---|---|---|
| 白玉団子 | もちもち感が強い | 白玉粉をこねてゆでる | 餅に近い食感を楽しみたい |
| 冷ごはん団子 | ご飯由来のもっちり感 | 残りご飯と片栗粉で作れる | 買い足さず作りたい |
| 米粉豆腐団子 | やわらかくまとまりやすい | 米粉と豆腐を混ぜてゆでる | 白玉粉なしで団子を作りたい |
| かぼちゃ団子 | ほくほく感と野菜の甘み | 米粉と合わせて成形する | 風味を変えて楽しみたい |
| さつまいも団子 | 自然な甘みがある | だんご粉と合わせて作る | 甘みのあるアレンジをしたい |
| 生麩 | 弾力のある食感 | 団子を作る手間が少ない | 調理工程を減らしたい |
日曜のおやつに家族から「ぜんざいが食べたい」と言われたとき、白玉粉がなければ冷ごはん、米粉があれば豆腐団子という具合に決められます。
かぼちゃやさつまいもが余っているなら、餅らしさにこだわらず、その食材の味を生かすのもひとつの楽しみ方です。
餅に近づけたいなら白玉や米粉系、買い物を避けたいなら冷ごはん、味を変えたいなら野菜やいも類と整理すると選びやすくなります。
高齢者・子ども向けやカロリー重視で選ぶときの注意点
餅を別の食材へ替える理由が安全性やカロリーなら、「代用品だから安心」「餅より軽い」と決めつけないことが大切です。
白玉やパンにも飲み込みに関する注意点があり、カロリーも材料の種類だけでは判断できません。
安全性は食べる人の状態、カロリーは実際に食べる量まで含めて考えるのが基本です。
白玉や食パンも窒息リスクがあるため安全とは限らない
高齢者や小さな子どものために餅を避ける場合、白玉へ替えれば安全というわけではありません。
厚生労働省の資料では、餅と白玉団子はいずれも粘着性が高い食品として扱われています。
白玉団子は表面がつるつるしているため、十分に噛む前に誤嚥する危険があることも示されています。
「餅は危ないから白玉にすれば大丈夫」という選び方は避けてください。
消費者庁によると、2024年の「気道閉塞を生じた食物の誤えん」による死亡者は4,383人で、そのうち65歳以上は3,992人でした。
高齢になると噛む力や飲み込む力が低下するため、食材そのものだけでなく、一口の大きさや食べる速度にも注意が必要です。
消費者庁は餅を食べる際、小さく切ること、食べる前に喉を潤すこと、一口量を少なくすること、ゆっくりよく噛むことなどを案内しています。
夕方のおやつに祖父母と一緒にぜんざいを食べるなら、「餅を抜いたから安心」と考えるのではなく、普段の食事でむせていないかまで見ておきたいところです。
食パンも安全目的の代用品とは言い切れません。
消費者庁はパンについても、高齢者で窒息につながりやすい食品の例として挙げています。
噛む力や飲み込む力に不安がある人では、白玉やパンを含め、食材の変更だけで安全性を判断しないでください。
白玉への置き換えだけで低カロリーになるとは限らない
ダイエット目的で餅を白玉に替えても、それだけでカロリーが下がるとは断定できません。
文部科学省の食品成分データベースでは、餅は可食部100gあたり223kcalです。
白玉粉は100gあたり347kcalですが、この数字だけを見て「白玉のほうが高カロリー」と判断するのも適切ではありません。
白玉粉は水を加える前の乾燥した粉で、餅はすでに水分を含んだ食品なので、同じ100gでも状態が異なるためです。
比較するときは、実際に使う粉やご飯の量、完成した団子の個数までそろえて考える必要があります。
たとえば白玉を小さめに作っても、たくさん食べれば一食分のエネルギーは増えます。
逆に餅を使う場合でも、量を少なくすれば具材から取るエネルギーは抑えられます。
夜に甘いものを控えようと思って白玉へ替えても、大盛りのぜんざいにしてしまえば、目的から外れてしまいますよね。
ぜんざいでは、団子だけでなく小豆あんや砂糖を含めた一杯全体を見ることも欠かせません。
「餅なし=低カロリー」「白玉=ダイエット向き」と決めつけず、一食分の量で調整しましょう。
ぜんざいの餅の代わりは白玉・ご飯・米粉から選べば失敗しにくい
ぜんざいの餅の代わりで迷ったら、もちもち感なら白玉、家にある材料なら冷ごはん、白玉粉を使わない団子なら米粉と豆腐を基本に選ぶと分かりやすいです。
かぼちゃやさつまいも、生麩を使えば、餅とは違う食感や風味を楽しむアレンジもできます。
一方で、高齢者や子どものために餅を避ける場合は、白玉へ替えただけで安全になるわけではありません。
カロリーについても、食材名だけで判断せず、団子の大きさや個数、小豆あんまで含めた一食分で考えましょう。
「餅がないから今日はぜんざいを諦めよう」と思ったときも、冷蔵庫のご飯や豆腐、食品棚の白玉粉や米粉を確認すれば、意外と代わりは見つかります。
まず手元の材料を確認し、食感・手軽さ・食べる人に合わせて選ぶことが、無理なく楽しむコツです。








